9,在宅イラストレーター

前回のお話 目次 プロローグ  

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インターネットで、在宅イラストレーター仲間に出合った私は、

その先輩達の活躍に、毎日が勉強の日々だった。売り込みの基本や、仕事にたいする意識

また グラフィックならではの知識の数々・・・

金額 交渉 ・・それに なにか 自分がこれから進む道への自信をあたえてくれた。

オフ会などにも参加して

何よりお仕事の良きパートナーと出会えた。

一人では、けして出来なかっただろう内容もパートナーに助けられ、経験する事ができる。 

大きな仕事は、自分だけではなく いくつかの力をかりて初めて成り立つと言うことが強く感じられた。

SOHOのサイトは、仕事の情報を提供してくれ 新しい和は、また違う世界も教えてくれた。

気づくと、いつの間にか 仕事が 少しながらも入ってくるようになっていた。

しかも 先輩方のご好意で、メールマガジンなどの編集 

イラストから一歩進んでデザインなどにも携わるようになっていた。

はじめの頃 驚いたのは、手書きだけの頃と違い イラストの仕事は、データー納品が

格段と増えていて、しかもそのプロ用のソフトが高額なこと。

私は、その高額さに指をくわえ ひたすら、どうやったら手に入れることができるのか悩んでいた。

しかしある日 大きな仕事の話が入った。そのソフトを使って納品する仕事である。

そのとき、その金額なら買える!

とふんだ私は、ソフトを持っていないのに、まず、仕事を引き受けてしまった。

 

まだ 使い方もろくすっぽわからないソフトをお金を借りて購入し

意地でもやるしかない。

と決めた・・・・・が・・・みなさん 

これは、大変危険なことです・・・

 

初めて出合うこのプロ用ソフトは、なんて なんて難しいのでしょうか・・

なんてなんて時間がかかるのでしょうか・・・

 

寝る時間も食事をとる時間も 掃除する時間(これは、普段も放置・・)も

ない!!!

 

わけわからん

 

もう 死ぬ・・・・

 

っていうか納品できなければ、詐欺罪になって訴えられて もしたら・・

ソフト代 + 賠償金

あ・・・ 一家心中 ってやつですか・・・・

 

だ だめだ そんなんじゃだめだ ・・・・

 

もうこうなったら、子供達に生きていけるだけの食料を適当にあたえ、

この時期をどうにか乗り切ってしまえ!!

実際 子供達は、動物の餌がうらやましいと言いだすんじゃないかというほどの

食事をあたえられ、ボロボロになりながら、

私の仕事に付き合う はめ となった。

 

 

そして

 

 

納品の日 

 

なんと   これが

 

間に合った。。。。。

 

ついでにソフトも使いこなせる様になっていた・・・

 

 

荒治療  無謀  すっとこどっこい こんこんちき

一歩間違えば詐欺師・・

 

しかし・・・その後 自己嫌悪がやってきた・・・

 

仕事にその荒さが でている・・

それは、本当に恥ずかしいことだった 攻められるべきことだった

なにか 1つ十字架を背負った気分だった。

 

もう二度とこんな仕上げ方は、したくない そう 思った。

 

しかし 性格に問題がある私は、幾度と無く 失敗 自己嫌悪 を繰り返し

今にいたる。

 

 

 

そう 私は、こうしてプロ(というとおこがましいが)のお仕事を覚えていった。

 

 

いまだ 未熟ですが・・・

 

 

そして

またまた 病気が大きく私を襲ってくる氷河期がやってくるのであります。

 

====== 続く =====

 

※これは、あくまで個人の記録です。病気の症状は、個人差が大きく、
同病の方であっても参考になるとは、限りません。
医療の専門家では、無いので、病気の正しい情報が欲しいときは、
医療のサイトなどで、検索して調べて下さい。
また同病の方、ストマなどのこと、私の経験で解る範囲のことは、
相談に乗りますので、メールして下さいね。

 

「腸極悪物語」目次

プロローグ

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大腸摘出手術 3期中 1期の記録「断腸の想い」は、こちら

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