10,最大氷河期のはじまり

前回のお話 目次 プロローグ  

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やっとの事で、仕事を覚え だんだん仕事になりはじめ、

どうやら先が見えそうになってきた矢先

 

気負いが強すぎたか・・はたまた 徹夜続きがこたえたか・・

まあ やってまいりました。 また 耐え難い痛みと大量の下血・・

しかし こんな時!ステロイドさえ増やせば!!と甘く考えていた私

 

さっそくステロイド増量!!!

・・・

効かない

・・・

最強のはずのステロイドが・・

 

効かないよ〜

 

こりゃ ついにわたしの人生が終わってしまうのかもしれない・・と

 何度トイレの中で 真剣におびえたことでしょうか・・

 

そして とうとう再入院

今度は、簡単にでられそうにありません。

案の定 この時は、 ざっと3ヶ月は、居たわけですよ

しかも 絶食!!!

3ヶ月いっさい 口から食べることは、できない!

 

下の子は、まだ1年生 上の子は、4年生

 

母が必死に手伝ってくれるものの なんだかんだ 言うことを聞かない子供達は、

おばあちゃんを消耗させていくのです。

しかも

入院して数日 母の手をみると これ・・グローブ??じゃないよね?

 

はれてる

腫れすぎじゃない??この手!!

 

「ああ 昨日 車が自転車にぶつかって来てね。自転車ごと転倒して手をうっちゃったの。」

・・ うっちゃったの ・・ っって

それ 交通事故じゃ〜〜〜〜〜〜〜ん

その時の車は、 母に 暴言をはいて そのまま はしり去ったそうだ・・

あそこは、せまい道なのだ よくしっている・・どう考えても 相手が悪い

なのに

母は、罵倒され 怪我を負わされながら

「転んで怪我しちゃったの」

というのか・・

 

うん   母らしい・・・

 

もう怒りとかそんなものは、どうでもいい

 

とにかく 早く 早く 病院へいっておくれ!!

 

 

結果

かなりの複雑骨折

 

 

家事 無理ですね・・

子供の世話 難しいですね・・

 

さ これで、君たち 2人で がんばれ!と

子供達は、自分の身の回りを全て自分たちですることに

(まあ 夫は、夜帰ってきますが・・朝6時前には、居なくなる)

時々お見舞いに来る子供達 下の子 頭が毛玉みたいになっている。。

なんだか どんどん野生に帰っていくような子供達。

可哀想で 申し訳なくて・・

なにしろ 不安で心配で・・・

 

もともとたくましかった子達が、ますますたくましくなる。

 

今思えば ここで変な自信をつけちゃったんだ

自分だけでも生きていけそう という あやまった過信

中身は、ひどい

料理といってもどうにか食べても大丈夫そうなもの

片づけは、とにかく上に重ねてて行くだけ・・

すべてが自己流 (まあ これは、私もだけど)

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

それを引きずり下の子は、なかなか大人の意見が聞けない・・

今も悩みの種です・・・

 

とにかく そんなこんなで、また長〜い入院生活が始まります。

 

====== 続く =====

 

※これは、あくまで個人の記録です。病気の症状は、個人差が大きく、
同病の方であっても参考になるとは、限りません。
医療の専門家では、無いので、病気の正しい情報が欲しいときは、
医療のサイトなどで、検索して調べて下さい。
また同病の方、ストマなどのこと、私の経験で解る範囲のことは、
相談に乗りますので、メールして下さいね。

 

「腸極悪物語」目次

プロローグ

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大腸摘出手術 3期中 1期の記録「断腸の想い」は、こちら

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