15,退院 暗黒の数年間

前回のお話 目次 プロローグ つづきのお話 

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絶食で、数ヶ月入院したものの結局 全く良くならず 

しかし まだ手術は、さけよう と言うことで

そのまま 自宅に帰された私は、後の数年間 まったく外出も不可能な状態で

自宅療養する事になりました。

痛みと下血は、ますばかりで、痛みにたえかねる時は、毎回

を意識するようになっていました。

しか〜〜〜し 相変わらず、 すこし楽な時間があると その部分だけ見た人には

すごく元気な良くしゃべる人 にみえていたに違いない・・・

(もう当時は、そう言うときも そうとう苦しかったんですが・・)

 

ステロイドで顔は、目を開くのもやっとなほど膨れ上がっていました。

足も浮腫がひどく 靴がはけない・・・

足をつくと痛い 気付けば体中が 横になるにも痛い・・

 

毎日数十回のトイレがよいで、思考回路が壊れきっていたような気がします。

インターネットをつかってのお仕事だったので、はじめは、少々こなしていましたが、

だんだんそれも不可能になりました。

 

どうして もっとけなげな感じの病状じゃないいんだろ・・

どうせ患者やるなら みんなから愛される 可愛い患者目指したい じゃないか!

 

なんで、トイレと激腹痛と肛門復活筋との戦いなんだろ

その頃 下血で(これ血だけはなく便が混じっている)で 汚してしまうこと多々

そのうえ、顔だけでは、なく 体もむくみと脂肪で、半端なくはれあがり

気付くと人が自分を敬遠している様子が手に取るようにわかるようになりました。

 

以前は、挨拶をかわしていたのに

びっくりした様子で、後は、見ぬふりをし通りすぎる人たち

人は、やっぱり 見かけ なんだな・・・・ と

卑屈化する自分とはじめて出会いました。

(今思えば それは、相手の方の思いやりだったのかもしれません)

30代にして卑屈を知る 

病人は、「わがままになる」と言いますが・・・・

 

今思えば、そりゃ そうなってもあたりまえじゃ!!!!

と思うのであります。

 

これだけの思いをしたらなんでもありじゃ〜〜〜〜〜!!と叫びたい思いなのでありました。

しかし 小心者にそれは、できず、過ぎる日々

子供の行事にもまったく出られず、完全引きこもり状態でした。

 

まあ そのような感じで 近所のスーパーにも行けない日々が5年近くつづくのであります。。

 

 

====== 続く =====

 

※これは、あくまで個人の記録です。病気の症状は、個人差が大きく、
同病の方であっても参考になるとは、限りません。
医療の専門家では、無いので、病気の正しい情報が欲しいときは、
医療のサイトなどで、検索して調べて下さい。
また同病の方、ストマなどのこと、私の経験で解る範囲のことは、
相談に乗りますので、メールして下さいね。

 

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大腸摘出手術 3期中 1期の記録「断腸の想い」は、こちら

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