前回のお話 目次 プロローグ
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前回は、発病しつつ第2子妊娠という所までの私の病気人生を語らせていただきました。
今回は、病気をかかえて、しかも、それを難病と知らず 妊娠し続けたお話であります。
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みなさんは、ご存じでしょうか?
出産でのいきみって お腹をかかえ トイレに駆け込むときのあのかんじに似ていることを・・・
そうです。トイレとお友達になっていた私にとって、
いきみは、日常茶飯事なのでした。そして・・その強〜〜い いきみは、
陣痛を促進するものなのでありました。
と言うわけで・・・
こんな方程式が・・・・
そんなときに限って 子供ぐずる→
焦る → ますますお腹痛くなる → トイレ探す→
トイレ見つからない・・・・・・ → ますます焦る → 子供 ますますぐずる → お腹 ますます痛む
そんな中
おっ!!!! トイレ発見!!
ひとまずホッとする
→ いちもくさんに 子供引きずってトイレ
そして・・・
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↓
いきむ
汗まみれでほっとする
→ おちつく ・・・
ような 気がする が ・・ またトイレ・・・
そんな事を くりかえしていれば やっぱり・・・
→ おなか張る → めっちゃいたい またいきむ → ますますお腹張る
お腹ますます痛い → えっ まさか・・・・陣痛?まだ6ヶ月だよ〜〜
そして やっぱり出血 →入院 →厳重に安静
こんな事をくりかえし、どうにか乗り越えた10ヶ月 とうとう出産の日
《 分娩室にての会話 》
私 「先生 陣痛みたいです お腹いたい・・」
先生 「いや まだ おなか はってませんよ・・」
私 「いきみたいんですが・・・」
先生 「おかあさん しっかりして まだまだですよ・・・」
しかし・・・
そうです。 痛いはずです。 そしていきみたいはずです!
それは、陣痛じゃなくて 大腸の炎症だったんですから・・・
今 思えば お医者様の
「 おかあさん 落ち着いて 今は、痛くないでしょう?」
のことばに
えっこの激痛 まさか・・・気のせいなの?と 疑いつつも
「でも 気のせいにしては かなり苦しいです」 と
真剣にアホな答えを言って返していた自分が、本当のアホだったことに気づく・・・
無知ってこわい・・・ 地位や権力に弱い私は、
お医者さまと患者と言う立場に負け
先生に はっきり 「 それでも痛いんじゃ 〜〜〜〜」
と言えず 本当に 気のせいなのかもしれない???と 思い込もうとしてしまうんだから・・
うん そうです。どんな時も自分の意見をちゃんと主張できる人間でありたい。
そういうことです。
では、次回は、とうとうちゃんとした診断がくだされるのであります。
お楽しみに!(って楽しんでる場合では、無いか・・)
※ 潰瘍性大腸炎でも出産される方は、沢山いらっしゃいます。
薬を変えるなど、方法があります。
難病だからと落ち込まず、是非、主治医と相談して見て下さい。
====== 続く =====
※これは、あくまで個人の記録です。病気の症状は、個人差が大きく、
同病の方であっても参考になるとは、限りません。
医療の専門家では、無いので、病気の正しい情報が欲しいときは、
医療のサイトなどで、検索して調べて下さい。
また同病の方、ストマなどのこと、私の経験で解る範囲のことは、
相談に乗りますので、メールして下さいね。