24、(ひとまず)最終回:トンネルの先の苦難と希望
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前回のお話 目次 プロローグ つづきのお話
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大腸との長い戦いに別れを告げ
大腸全摘出手術を終え
もしかしてこの世とあの世をいったりきたりしてた?と
勝手に思うほどのいろいろな山を越え・・
私は、また助かった そして もう くじけないぞ と思った
はず・・・
あれほど誓った ハズだったのに・・・
それが、またまた・・・・
またくじける。
(なんて 私らしい・・)
※最終回は、懐かしの名(迷)場面集でお楽しみください。
はじめは、ガンガンあるいて
私、結構痛みに強い 平気じゃん
なんて たかをくくっていた・・・
でもダウン
そして 新しく出会った小腸だけの人工肛門、
水便ですごく漏れやすく、これでも かなり悩んだ
だって あなた お腹から小腸(内蔵)がぬっと出て
そこから水様便がいつともなく出てくるわけで
(気味が悪いだろうが)想像してみよう
お腹から内蔵と便が・・って !!!怖い
そして 漏れると生活できん。。。
小腸からの腸液は、皮膚も溶かすん酸性だから皮膚もただれ放題
いだい(痛い)・・・・(T_T)
しかも・・ストマ(人工肛門のパック)がすぐとれてもれるから
この高額なストマ器具にお金がかかってしょうがない・・
貧乏でおなじみの我が家がさらに危機におちいった。。
さらに困ったことにお腹が度々(前ほど毎日ではないが)
今までとは、また違った形で痛むようになった。
下手に動きすぎたりすると激痛がおこったり
吐き気がやってきたり・・
しかもこれが半端じゃない・・
プラス 体中が痛い 激痛 特に肩のあたり
何時まで経っても治らない疲労感
そして平衡感覚がおかしくなってめまいがはじまった
一番つらかったのは・・不安感
なにもしていないのに急にものすごい恐怖感がやってきて
倒れそうになる
これには、本当にまいった。辛すぎた。
自律神経がおかしくなってしまったのだ。
しかし しかし
これだけこれだけは、本当によかった。 外出ができるようになったこと♪♪♪
トイレの心配をせず 外にいけた。
これは、本当に素晴らしいことだった。
やっと人間に戻ったような気がした。
その後も、いろんな症状に悩むことになるが、
それも少しづつ調整して注意すれば、 外出ができた・・
自律神経がいくらか落ち着いてからは、
買い物する時も 慌てずのんびり商品を見ることができた。
本当にうれしかった。
外に出て 風を感じ 季節を感じ、幸せを感じた。
数年が過ぎ
今でもはっきりと原因のわからないモノや、厄介な症状もあるけれど
精神状態や自律神経は、かなり収まり、無理がなければ、
腹痛もうまくやり過ごすことができる日がふえた。
身体の痛みは、どう仕様もないけれど 激痛は、薬でいくらか抑えることもできるようになった。
たびたび寝込んだり 時々、入院もあるけれど生活は、かなり人間らしい。
それがここまでの私です。
これから どれだけの水たまりが、あるかわかないけれど、
いつも ジャンプしたその先に おもしろいことが待っているかもしれない
そう思って進みたい・・!!
そして 今 この物語が
自分を励ます手段だったことに気づきました。
ここまでお付き合いいただき 本当にありがとうございます。
いろんな方の応援があって、自分は、今ここに居場所を持つことができます。
本当にありがとう。
そして これからのことは、またいつか。。
また らくがき屋みっくのキャンバスでお会いしましょう。。
====== またね!! =====
はじまり プロローグ は、こちらから。。。
※これは、あくまで個人の記録です。病気の症状は、個人差が大きく、
同病の方であっても参考になるとは、限りません。
医療の専門家では、無いので、病気の正しい情報が欲しいときは、
医療のサイトなどで、検索して調べて下さい。
また同病の方、ストマなどのこと、私の経験で解る範囲のことは、
相談に乗りますので、メールして下さいね。
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