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長時間の手術
(トンネルを抜けるとそこは・・・)
そんな言葉が頭をめぐり 目を薄くあけてみる・・
遠く声がきこえる
看護士さんが私の名前 呼んでいる
「わかりますかぁ」
うなずく私、「手術無事終わりましたよ」
といってその人は、さっと後ろに回っていった
すると そこには、母と夫の顔が・・・
不安そうな顔が二つ
ここは、一つ 大丈夫だよ と言ってあげようと
声をだすと ・・・あ かすれ声 かなり小さい
思っていたより声がでない
それに、何だろう 酸素マスクに始まって 体中には、いろんな物が取り付けられている!!
がんじがらめやぁ
あ〜〜〜〜〜何だろう この疲労感
感じたこともない まるで何十キロも無理やり走らされ 荒野に倒れ込んだような疲労感
痛みは、どうだ? 自分に問う 痛みは、ほとんどない・・
ただあるのは、驚くような疲労感
は〜何もしていないようで、体は戦っていたんだなぁと実感
それでもどうにか「大丈夫だよ」と言い
「今は、麻酔が効いてるから・・おまりしゃべれてないだけだよ」と
力をふりしぼり言うと
かなり安心したのだろう 母が、「顔が相当はれてるわね」と
いつのながら 優しい口調で不謹慎に思ったままを口にする。
そこは、励ましとかいたわりの言葉ほしかったよ 母
夫は、「大腸全部ってすごい量があるんだね。取ったの見たけど すごかった」 と
感動のひとかけらもないことを口走る
そうだな こういう感じの人たちでした だからいつも気持ちは、ブルーにならなかった
辛いとか 悲しいとかより 怒りや あきれた感情がが先に来て
ケンカして そして いつも最後は、笑ってた
そして 二人は、すっかり安心して帰って行った。
その姿をみて私も安心した
が・・・
そのあと 術中のあることがよみがえって来た
あッ あ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
まあ それは、今度お話します。
そして夜
ただあるのは、こんなに寝たいのに 眠りに着くのもつらい疲労感
こんなに疲労感がつらいなんて・・
眠りたいのに 眠れないことがこんなにつらいとjは・・
初めて知った
そして無事終わった手術もこれからが戦い
退院まで そして退院後 いろいろあるのでした。
====== 続く =====
※これは、あくまで個人の記録です。病気の症状は、個人差が大きく、
同病の方であっても参考になるとは、限りません。
医療の専門家では、無いので、病気の正しい情報が欲しいときは、
医療のサイトなどで、検索して調べて下さい。
また同病の方、ストマなどのこと、私の経験で解る範囲のことは、
相談に乗りますので、メールして下さいね。
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