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先日 病院へ行った時のお話です。
その日 私は、なにがなんでも 卵サンドが食べたくなりました。
最近ずっとコンビニのサンドイッチがなつかしくあたまの中で駆け回っていたのです。
病院地下のコンビニに駆け込みと・・・
あ ない・・・ない・・・ そうか とっくにお昼 過ぎちゃったもんね。
じゃ ちょっと歩くけれど外のコンビニだ
と とりつかれたように 外のコンビニに向かった。
急いで中に入り サンドイッチが置いてある棚の方へ行くと
そこには、背が ばかでかい・・・ いや 失礼 背のすらっとのびた
大柄の高校生軍団が・・・・
彼らは、ずっと何を選ぶわけでもなくそこで雑談しあっている。
お兄さん達 どうしてズボンをそこまでさげているんでしょうか・・・・
と聞きたいような どうでもいいような・・・
いや そんなこと どうでもいい 今 私は、そこに２個だけのこっている卵サンドを買いたいのです。
ちょっと スイマセン と言って そこに割り込んでしまえば手が届く
しかし みなさん それって結構 できないものですね。
これだけ 大きな人たちががっちり棚のまえにガードをつくっていると
そこに この太い腕を割り込ますには、結構勇気が・・・
しばし んん・・と 引きつりながら 考える・・
しかし まて これ あと ２個
この子達が急にこれを食べたくなって全部買ってしまえば
私の卵サンドは、いったいどうなる。。
ここは、勇気を持って
そうだ 我が子と同じ年の子供達だ 何を怖がっている
と
卵サンドの魅力にとりつかれた私は、「 ちょっとすいません」 と言いながら棚に手を伸ばす、
なぜかふるえる手 小心者にもほどがあるぞ しっかりしろ 私！！！！
と思い直し おもいっきり勢いを付けて手をのばした。
すると
ガンッ
すごい音が・・・・
痛い ・・・・
どうしたことか サンドイッチをとるはずの手は、緊張のあまり その棚の板をめがけ 勢い良く激突
棚は、大きくゆれ 明らかに突き指
おもわず 「うぉっ」 と声がでた
が、その後必死に痛みをこらえ １つだけ買えば良かったはずの卵サンドを２個つかみ
何も無かったようにレジへ向かった
高校生軍団よ 君たちは、きっと
この それは体型の立派なおばさんは、食欲という欲望にかられ
男子軍団をかき分けてまで入り込み 終いには、そのあまりの食欲の為
怪我をもおそれず その棚を壊す勢いでサンドイッチを２人前とっていた
と しばし その話題で、盛り上がったことであろう。。。。
うん 間違いない その通りです。
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