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今日は、甥っ子の3才誕生日
双子(弟たち)をかかえ 「おかげさまで3周年」と 「どこかの企業広告かっ」
と思わせるようなせりふを言い笑顔をふりまく妹。
たしかに 「おかげさまで」 だ。
周りの手をかりずに なかなか ここまで 子供を育てられたものではない。
みんなで、ハッピーバースデイの歌をうたい ケーキの上の3本のろうそくの火をふき消し
そして プレゼントを・・・ と言う時、
甥っ子が 「サンタさんの手袋は?」 と 言うので、
その難問をみんなで悩みながら説いていく作業開始・・・
散々想像したあげく
結局 それは、誕生プレゼントのことであった。と判明。
どうやら彼の中では、
サンタ = 好きなおもちゃをもってきてくれる配達のおじさん
となっているらしい・・・・そう言う定義か・・・
しかも残念
入れ物は 「てぶくろ」 では、ない 「靴下」である・・・・
そんなこんなで甥っ子は、やっと念願のプレゼントを手にすることができた。
大喜びである。
それをみて母は、「よかったね〜。」 と 言って微笑み
「どれ おばあちゃんが組み立ててあげよう」 と 手をだした。
数分後 そこには・・・・
「ちょっと おばあちゃんにかしてちょうだいよっっ このシールは、ここにはるんだからっっっ」(母)
「だって おばあちゃんが貼るっていうから とってあげてるんでしょ!!!」(おいっこ)
と一枚のシールを引っ張り合う2人の姿が・・・
おばあちゃん もうちょっと 大人になっても・・
ま いいか・・・
そして また数分後
まだプレゼントの車にシールを貼り続けていた母が、
「ほら〜はがしちゃったから 一枚シールなくなったじゃないの!!」
と 怒っている。散々探してもみつからないようだ・・・
「まあ そのうち見つかるよ〜」 と 妹になだめられ なんとなく その場がおさまった。
そして そのおもちゃを置きざりに、母と甥っ子が 去った その後
二人のいた横にある ふすまにふと目をやると
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そこには、問題のシールが一枚 ぺたっと 貼られているのであった。
私は、 それを じっと見つめ ひとり心の中で
このてんやわんやを ずっとバースデーメモリーとして覚えているだろう と思うのであった。
追伸:この日 父のハーモニカBGMは、「千の風になって」を奏で続けていた・・・
Happy BairthDay
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