いちょう並木
いまごろ、近くにあるおおきな公園では、イチョウ並木が、紅葉しそれは、きれいな時期だ。
子供達がちいさいころは、ぎんなん拾いによく行ったものだ。
そこは、一面金色に覆われたどこまでも続くアーチ
歩けばさくさくと心地よい音のする落ち葉のじゅうたん。
二人とも見てご覧 なんて素敵な世界だろう
ふとみると子供達は・・・
「いい?カリン鼻つまんだ。息しちゃだめだよ。」「うん」
と言うと、血相をかえ、
この金色のアーチを走り抜けていくのであった。
この美しい景色に目をやるどころでは、ないらしい・・
た たしかにきもちは、わかる。
美しいバラにトゲがあるように、おいしい銀杏には、においがあるのだ・・・・
それはそれは・・・強烈なにおいが・・・